中邑賢龍先生

東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野 教授
著作『バリアフリー・コンフリクト』(東京大学出版会)、『タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育』(明治図書)など

子どもたちには一人々に個性や違いがあります。

学校は、読み書き中心に学びを進めることが多く、読み書きが苦手な子は、聞いたら分かるし、考えているのに、上手に話すことが出来るのに、その力を十分発揮できていません。

そのために意欲が下がり自信を失っている子どもがいます。

大人は移動中にメールを音声で読み上げたり、メモしたり、情報を記憶したりと、スマホやタブレットを使いこなして便利に効率よく生活しています。

学ぶ上での苦手のある子どもたちが、テクノロジーを駆使して苦手な読み書き計算などを補うことは決して悪いことではありません。

SNラボが学ぶ意欲があっても上手くいかない子供たちに新しい学びの力を与える場になることを期待しています。